塩尻市では、2015年度、2016年度において、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下NICT)からの受託研究事業の実施自治体として、 「メッシュ型地域ネットワーク(以下NerveNet(ナーブネット))のプラットフォーム技術の研究開発」を実施します。 このシステムは、大きな災害が発生した場合に、既存の通信環境に障がいが発生する可能性があります。本システムはその状況においても、市民の皆さんに情報提供が出来るシステムとなっています。 無線システムにおいてネットワークを構成し、情報はそのネットワークを通じて、各施設に設置したデジタルサイネージ(電子掲示板)に表示することが出来るものです。 本事業では、このシステムを災害の無い通常の状態で利用する場合の様々な状況を実証確認するものです。 また、本事業の実施自治体である島根県の松江市と、自治体間における情報共有等の実証事業を実施しました。 最近、NerveNet は、スリランカ共和国に土砂災害の情報基盤として役立つことを用意しています。

概要図

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